8月7日(月)都内で脱毛専門サロンをしているhairbooth sazi の高原先生をお招きしての講習会。

高原先生は某有名育毛会社に16年勤務していた脱毛のスペシャリストです。

なぜ独立したのか。
脱毛になりやすい方の傾向。
どうしたら髪が生えてくるのか。
ステロイドとは。
アレルギーと脱毛の関係。

などなど!!
モニターさんの写真も見せてもらい、始めて脱毛の現実を知りました。
あっという間の4時間でした!!!

その中で一番ビックリしたのは、、、

『アトピーは悪い事ではないんだ!!』

というお話。

私は小さい頃からアトピーがコンプレックスでした。(最近おさまってます)
『大変だね』、『かわいそうに』と哀れまれる度に、子供ながら切ない気分になっていました。
痒いし、見た目もイヤだし、痕も治りにくい自分の肌が凄くキライでした。
夏になると汗疹や湿疹で下着もつけられませんでした。

『私は肌が弱い・・・。』ずっとそう思っていました。

それが先日の講習で『アトピーの人は肌が強い!!』 と聞き概念が変わりました。

真ん中が中庸。(*1)

左右にふられるほど、その体質の度合いが強くなります。

例えばこの図だと…
中庸を 『 0 』 とすると、汎発性脱毛 (*2) は 『 アレルギー(陰・虚)レベル6 』
肩こりは 『 瘀血(陽・実)レベル1 』 (*3) (*4) (*5)

いかに 『 中庸 』 でいるかが平穏無事に過ごす鍵という事です!!

因みに、汎発性脱毛の方は肌が綺麗な方が多いそうですが、毛が生えてくる過程でアトピーを発症する方が多いそうです。

先ほどの図、 『 アレルギー(陰・虚)レベル6:汎発脱毛 』 から 『 瘀血(陰・虚)レベル4:アトピー 』 だんだん 『 0:中庸 』 に近づいていく過程だそうです。

アトピー発症すると中庸に近づいてきたという目安!!
アトピーになるとお客様と一緒に喜ぶそうです。
そんなシュチュエーションを誰が想像していたでしょうか!!
ビックリでした。

『 アレルギー 』 は、咳、鼻水、湿疹、脱毛等、症状が表に出るタイプ。
『 瘀血 』 は、肩こり、腰痛、がん等、症状が中にこもり表には出てこないタイプ。

症状を表に出せる。
=血が多く、外に毒素を出す力がある。
=長生きできる♥

※アレルギーの人は血が多い?血が多いとどうなるの?という疑問は、no.2で書きます♪

『 アトピー = 排毒 』 ってイメージ無かったです!!!
(髪が伸びることも排毒だそうです。)

『 アトピーの人は毒を出せるくらいの肌を持っている 』 = 『 肌が強い 』

おぉぉぉ!!!
そうゆう事なのですね。
希望もてました!!!

確かに腸が機能する人はちゃんと便が出る。
強い臓器が大活躍して排毒をする。
肌は外側の臓器。外蔵とも呼ばれています。
全部広げれば1畳分くらいある大きな外蔵!!
役割、大きいのですね。

ただ、人は陰陽両方の因子を持っていて、ずっと陰、ずっと陽にいるという事は無く、年齢や体調と共に刻々と変化していきます。

女性は、年々元気に!!ケラケラ笑うおばちゃん化する傾向・・・陰⇒陽へ
男性は、年々家から出なくなり、しっぽりする傾向・・・陽⇒陰へ
っというパターンが多いそうです。笑

難しかったけど、身近な内容なのでもっと知りたいと思いました。
自分の身体の事知れるのって楽しいです。
内容濃すぎるので自分自身消化しつつ何回かにわたって書きたいと思います。

 

角度を変えれば絶対も善悪も無いので、常にフラットな目線での思考を心がけたいです。

人間って面白いです♪

(*1) 中庸 (ちゅうよう) ・・・ その時々の物事を判断する上でどちらにも偏らず、かつ通常の感覚でも理解できるものである。(wikipediaより)

(*2) 汎発性脱毛(はんぱつせいだつもう) ・・・ 円形脱毛症の一種。身体のあらゆる体毛が抜けおちる症状。悪性円形脱毛症や全身脱毛症(全脱)とも呼ばれる。(wikipediaより)

(*3) 瘀血(おけつ) ・・・ 血が滞ったり、血の流れが悪く、よどんだ状態。(wikipediaより)

(*4) 陰陽 (いんよう) ・・・ ありとあらゆる事物を、さまざまな観点から(いん)と(よう)の二つのカテゴリに分類する思想。互いに対立する属性を持った二つの気。(wikipediaより)

(*5) 虚実(きょじつ) ・・・ 邪気と正気の闘争の現れで、正邪の盛衰(病勢)に基づいて虚実という異なった病態が現れる。体質とも一定の関係がある。(wikipediaより)

虚証 ・・・ 正気が虚弱なために現れる病態の総称。邪気に対する正気の抵抗力は低下。
実証 ・・・ 身体に不必要なものがあるため邪気の亢進。邪気のみならず正気も比較的旺盛であり抵抗力も強いので、正邪の間に激しい闘争(wikipediaより)

 

文・・・小西 裕乃

 

 

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